2005/10/29~30 下呂ツーリング
割り込み☆ボードで下書きしました。
5:29 積込開始。今日の天気はイマイチっぽいねー。
まっちい「6:00 眠いぜ」
ねそ「ちょっと寝坊。だらだら準備してたら遅刻加速。6:20ごろいつものコンビニに到着」
いつも時間きっちりできりしまが待たせているそねの助が遅刻宣言。ギリギリ遅刻コースで準備していたので、ゆっくり先着して、サンドイッチなど食いながら待つ。割とゆっくり来た(笑)。
6:26 出発しようかと思っているうちにパラパラ降ってきたので、カッパ装着。
まっちい「6:45 でる。まだ降ってないけどカッパで行くか」
7:55 石川PA到着。まっちいはいない。道中、パラパラ降っててカッパ正解だと思う。BSAとかNortonとかえれぇ旧車が並んでる。知り合い同士のツーリングらしい。彼らなら、きっと、途中で走らなくなってしまったりするのもツーリングなんだろうか、旧車のスタンドはチャリみたいでスゲー。とか思っている間に、続々とやってくる仲間の旧車のピカピカ具合に次元の違いを感じて、朝食を漁りにドトールへ。
この時間、店員さんは2人しかいなくて、外だけ開けてあります。きりしまはこのところマイブームのホットココアにレタスドッグ、そねの助はコーヒーに、なんだったっけな、妙なの頼んでたと思った。
8:17 まっちい到着。まっすぐ店内へ。やはりドトールで朝食調達。
そして、石川PAを出る際、まっちいは人のガソリン残量を気にして、次のSAを決めてた割に、自分は急遽燃料警告灯点灯とかで談合坂で給油…。
まっちい「前回のツーリングのまんまで、ほとんどガソリン無かったっぽい。人の気にしてるくせに、自分のは全く見てなかった。」
ま、そんなこともありましたが、3人の身軽な道中なのでさくさく進みます。うーん、トンネルが暖かい。笹子トンネルかな。
9:51 双葉SA。
なんとなく展望台に登ってみる。下で赤いバイクを傍若無人に歩道の屋根の下に駐めている男がいます。
まっちいです(笑)。まー、こんな端っこの方に歩いてくる人はバイク組だけなんで、まあいいのかな。
寒いので、そねの助はコロッケ、きりしまはカレーパンを食べる。このカレーパンは、揚げたてらしく、中のカレーが熱かった(苦笑)。ネコ舌の人は注意。
11:01 諏訪湖SA。
まっちい「諏訪湖あたりで雨がぱらぱら」
諏訪湖SAのハイウェイ温泉諏訪湖にETC割引と併せてどうやって入るか検討する。あまり実のない検討だった。
ゴリラの鼻くそというのがあるらしいので、なんなのか調査に入る。どこに置いてあるのかサッパリわからず場内一周。ようやく発見したところ、黒豆の甘納豆らしい。判明したついでに、ヨーグルト寒天を買ってみる。微妙~。
まっちい「八ヶ岳SAで本降り」
降りが厳しいのでここで飯とする。レストランで
剣山そば定食…だったかな…忘れた…。メニューの写真撮っておけばよかった。大根おろしを雪山に見立てているとのこと。あとは割とフツーの山菜そば。高野豆腐の煮物が温かいのがグッドでした。
まっちい「飯を食う」
まっちいはアジアン定食だったかな?生春巻きが「らしい」ですか。コーヒーがお代わり自由らしいので、コーヒーも頼んでゆっくり。夕食は結局吉洋(きちひろ)下呂店にすることに決定して、電話係のまっちいのケータイが圏外のため、そねの助が連絡。
14:13 出発準備、霧が出てきました。
この辺になるとさすがにバイク少なくなるのですが、われわれが昼食後出発準備をしていると、400のモンスターの人と、あともうひとり来てました。寒そうです。
その後はバリバリあおるベンツの後ろにくっついて引っ張ってもらいながら、鼻水堪能(しくしく)。
中津川ICから、257で北上。木曽川を渡る橋が有料道路なのがせこい。
そのまま国道沿いに256に入り、道の駅花街道付知で休憩。
一応雨雲ですが、雨は一段落、という感じにまではなってきました。結局、今日一日はカッパで過ごすことになりそうです。
きりしまのインコムのマイクが壊れる(笑)。叩いたりするとかすかに音を拾うようですが…。まあ出先で修理するわけにも行かず、そのまま聞くだけの人に。
小さな足湯があります。
イカスのは、タオルが外の自動販売機で売ってること(ジュースと併売)。
早速買ってみました。なんだか元はなんのビンだったんだか、っていう怪しげなビンに入った「ひんやり」としたタオルが出てきました。割と寒いのですが、足湯でぽかぽかしたところにはコールドが合う、ってことですか(そんなに深い意図はないと見た)!?
ま、ビンはリサイクル(リユース?)にご協力ください、ということなので、中のタオルだけ抜き取って、ビンは置いてきました。
栗ようかんがおいしそうだったが確実にもてあます不必要なデカさだった。あと、栗きんとんが数種並べられていたがスゲー高い感じがした…。
わりと時間的にシビアなので、そのまま国道づたいに宿を目指します。
R41に入ってなんとか下呂到着。ホテルの看板があまりにボロくてまっちい気づかずホテルの前を通過。きりしまはインコムのマイクが壊れているので呼び止められず(笑)。バイクを駐める場所を聞いたら、ホテルの前に駐める、とのこと。うおー。斜面になってるぜー。
ま、とりあえずバイクを停めて、荷物を下ろして、室内。
安宿、という一言で片付けるには忍びないワイルドさにあふれた宿(笑)。障子の向こう側のスペースは三角形になってるし。各階が互い違いになっている変則的な建築だし。
一服したら温泉へ。きりしまが事前に目星をつけていた宿2軒(一応3軒なんだけど1軒はどだい無理。湯之島館、水鳳園、みやこ)はまだ外来入浴ができる時間ではなく、うろうろ。檜の浴槽だという白鷺の湯でもよかったのだが、露天がないみたいなのでちょっと、という声があったので、歩いている間にちょうど目の前で日帰り入浴時間になった山形屋へ。ああ、途中にあった紅葉館も日帰り入浴あるわ。
19:16 山形屋を上がって、吉洋へタクシーで移動。ぐるなびは前の店舗の位置を示しているらしく、湯之島館に近いあたりを示してて、歩いていけそうなんだけど、現在の店舗は地図で確認する限りでは徒歩で行くにはちょっとという感じで、山形屋のフロントでタクシーを呼んでもらった。運ちゃんに聞いてみるとやはり徒歩はキツイらしい…。確かに1000円以上かかったし。
吉洋下呂店到着。下呂温泉の中心部から離れているので、割と住宅街っていうかなんていうか、そんな町並みの中にぽつんと高級そうな店構えです。
店内に入って名前を告げると奥の方の席に。全席カウンターで、ざっと10席ちょいって所でしょうか。ここまで来て満席で入れなくても、他にまわるにはたしかにキツイ。来店前に要連絡、というのはダテじゃない感じです。この日は他にはアベックが2組でした。
お通し?前菜?代わりのキャベツの和え物(?)コショウとごま油(ちがうかな)であえてある感じで、まっちいはこれがおかわり自由だったら、等と言っていましたが、勇気を出しておかわりはしませんでした(笑)。
メニューは、事前の調査通り3種類しかなく、飛騨牛のステーキ、刺身、牛タンのフルコースで。ステーキも、200g5,250円から頼め、その後の追加肉もすべて100gあたり2,100円というフラットな価格なので何gでいってもいいのですが、まあ、腹具合から400g9,450円からスタートということに。スゲー太っ腹です。飲み物は「とりあえずビール」で。
刺身です。3人で1皿で一人2切れです。すごいうまいです。キンキンのビールを霜が降りるようなグラスで頂きながら堪能。
続いて牛タンです。さっとあぶって、ネギをくるんでいただきます。まあ、これはおいしいけどそれなりかな。
で、メインのステーキなんですが、
「せっかく和牛ツーリングなのにサイコロステーキはちょっと…」
という意見もあったのですが、ピンク色のブロックから切り出している様を間近で見られ、しかも、切り身の状態で軽く表裏をあぶり、肉汁を閉じこめてからサイコロ状に切り出して出されるので、割と満足です。
切り出してくれるのも七輪を出してくれるのも女性のオーナーさん(?)ですごい細腕なんで大変そうですが、楽々こなしてます(笑)。
これで400g。割り箸しはちょっと立派なタイプのあの箸なんですが、割と
「少なっ!」
って感じですよね。寂しいのでもう一枚クローズアップして撮っておきました。
クリックで元サイズも見られます。霜降り具合を堪能してください。
で、これを各自で七輪であぶって食べます。その際に押しつけたりすると肉汁が落ちてしまうので、押さえつけないように六面を焼いて、という指示を受けます。
焼き中。ちなみにきりしまは生っぽい肉平気なので、6面焼き目が付いて、中が温かくなるぐらいが好みです。あと、サイコロの盛り方ですが、最後の方に出てくるサイコロ状になっていない部分が見栄えはよくありませんが、味の方は絶品でした。
今回不参加だったさくぴに、肉の写真をバシバシ送るが反応なし。つまんないので、飲み食いに没頭。
お酒は、ビール→日本酒(熱燗)→ハウスワイン赤をデキャンター→ハウスワイン白をデキャンターとチャンポン状態でガンガン行きます。日本酒は純米酒はありませんでしたが、どれもなかなかうまかったです。
途中ご飯で食べたくなったので、ご飯セットもさっさと出してもらう。
ご飯がすごいうまい。炊きたて感のあるごはんで、あまりのウマサにご飯おかわりしまくり。ご飯食べ尽くしてしまいました(苦笑)。
まっちいはせっかくだからとさらに100gをオーダー。
なんと4切れ(爆)!
いやー、何というか、すごいよね。
まっちいのレポートはこちら。→まっちいめも「飛騨牛」
で、ほどよく飲んで、タクシーで戻ってきたらそのまま就寝。今夜はなぜかまっちいがいびきをかいていませんでした。
ねそ「前回はリバウンド王のイビキに音叉のように共鳴していただけなのか?!」
ねそ「5:30一人起床。 6:00ごろに寺の鐘がなっている。温泉街の人々は風情豊かに起きるのだ!」
一応聞こえてはいましたが寝続けました、でもスゲーうるさかった(笑)。
まっちい「700起床、風呂、まだ腹いっぱい。霜降り500gは重い…」
ちょっと肌寒く感じて起床。小さなホテル内の風呂で朝風呂を浴びてまったり。男湯は半階下がったところ、と聞いていたので迷わず入ってましたが、別に男湯とも何とも表示がなく、まっちいはハプニングを期待していた模様(嘘)。ユニットバスの2倍程度のささやかな浴槽で一応掛け流しのようですが、お湯の量もあまり多くなく、たしかに、このお湯をぬるくされたら、次の人はたまらないだろうなあ、って感じです。大の男が3人で入ったらアヤシイ雰囲気すら出てくるだろう、というサイズです(笑)。カランのお湯も、温泉の給湯パイプから分岐されててちっとも出ません。
バイク駐めてた場所はこんな感じ。割と駐めるの難しい。
ホテル白雪外観。看板の文字は「 ル白雪」とか「ホテノ 白雪」になってるし。あと、「ご宿泊は、深夜でも受け付けております」というのもすごいと思った。素泊まりだとホント寝るしかできないけど。
ようやく重い腰をあげて、下呂駅前でお土産あさり。
角の店(「民宿松園」(素泊まり4350円らしい)のレストラン兼売店かな?)で揚げたての飛騨牛入りコロッケを食べる。前日飛騨牛あれだけ食っても食えるモンだ、というか別物(笑)。
まっちいは昨夜タクシーの運ちゃんに聞いた駅向こうの店まで栗きんとんを買いにいってきた模様。
ねそ「栗きんとんをマッチーに一個もらう。上品な味でうまい。が、高い(笑)」
で、まっちいが買ってきた栗きんとんを試食して、来る途中の道の駅で売ってた栗きんとんの工場で買おうかと思ってたのを中止して買いにいくことに。
期間限定店頭販売のみという栗子餅。餅に栗きんとんのそぼろをまぶしてあるらしい。そねの助曰く廃物利用……まあ、栗きんとん製造過程に栗そぼろできそうだけど。軟らかい餅でうまいです。栗きんとんの粉がポロポロおちてもったいないけど。4個入りと8個入りのみ。
そのまま近くの蕎麦屋で朝食。何度呼んでもなかなか出てこなかったおばちゃんのオススメは山菜とろろということなのでそれで。汁は関西風の黒くないヤツ。
ようやく出発(笑)。
まっちい「恵那までの県道62→68は空いてて良かった。狭い道&下りは苦手だ。」
県道68に入るコンビニで休憩。
恵那ICから中央道へ。まっちいの希望で一旦西に向かって、東名で帰ることに。
浜名湖SA。奥にちこっと写ってるGSX-Rはなんかほとんど同ペースでやってきてたんだけど、バイク置き場に入ってちょこちょこあちこち調整して、さっさと出て行ってしまいました。さすがだぜ。
柔らかい日差しで、眠くなりそうな予感全開。昼飯をココで食うことに。
デラックスにうな重を食うか、レストランでフツーに食うか検討しているところに、うな串の売店発見。1本300円ということなので賞味。
割とうまい。というか量的に物足りない(笑)。
ということで和食「浜名亭」にてうな重コースへ。まっちいはひつまぶし希望。きりしまは微妙に(松じゃなくてもいいな~)とか思ってたら、まっちいが「うなぎ・ごはん・うなぎ・ごはんの2段だぞ!」とすすめるのでやむなく松で。
松です。
たしかに2段です。でも、箸があたったら、中の段のウナギがズルリと出てきてしまいました(苦笑)。
まっちいのひつまぶし。
しかし、このツーリングで初めてまともなお茶飲みました。さすが静岡でしょうか。フツーにおかわりできます。店員さんがなかなか持ってきてくれなかったのはやはり出し渋っているからなのでしょうか。ちなみに最初の一杯の方が高そうな感じでした。
やはり眠いので15分ほど仮眠を申し出て、それから出発。
16:17 日本平。まだまだ道のりは遠い。
17:37 足柄。もう真っ暗、寒い。秦野中井から渋滞25km。
海老名で最後の休憩。
渋滞25kmもそこそこのレベルで、割とラクに通過。そのおかげか首都高はスムーズに流れていて助かりました。
まっちい「19:58 帰宅今回は非常に美味かった。飛騨牛、鰻…。そして走行距離が長かった。850kmぐらい。1泊で安宿なのに5万近く使った…。」
ねそ「飯2万↑宿0.5万高速1.4万ガソリン0.6万こんな感じだからね。エンゲル係数が高いツーリングだ。」
まっちい「そして全体的に寒かった印象。まぁ県道6xとか道も良く、まぁまぁ楽しいツーリングだったかな。」
ねそ「20:30ごろ家に到着。走行距離は927kmでした。結構遠かった。ちなみに今年の走行距離は6000km超ぐらいのようだ。なお夕飯は焼き肉でした(笑)だまって食するが吉ということで。ウィンナが旨かった。」
21:29 風呂から上がってきた。とりあえずビール。そしてそのまま寝た。
ということで、「和牛ツーリング」、その名に恥じないエンゲル係数とともに幕を閉じるのでした…。
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