まっちい事故る~乗鞍ツーリング
乗鞍スカイラインは、環境保護のため、2003年より、マイカーの立ち入りが禁止され、上高地みたいに、駐車場にマイカーを止めてバスなどで行くようになるらしいです。
この、日本で最高地のスカイラインを通れなくなる前に体験しておかなければなるまい、といつものツーリングメンバーで声を掛け合い、頂上の渋滞を考慮して、1泊2日で計画をしていました。
それにあわせて、まっちいは新しいバイク(スズキ RF-400RVの中古、絶版車だけど)を購入、
納車もすみ、着々とその日が近づきつつありましたが、
八王子町田道路走行中、左路地から飛び出してきた車に激突。
まっちいは、左鎖骨骨折、左腕部はガラスと喧嘩してズタズタに。
RF400は左部破損で放置により、状態不明…。
とりあえず、明日も病院だ…。
(手術の可能性80%ほど)
医者から完治に一ヶ月はかかると言われたとき泣けてきた
「夏のツーリング(乗鞍、北海道)が幻に…」
納車されたばかりのRF-400RVはこんな状態になって、
まっちい本人も
こんな頭になってしまってリタイヤ。
予定されていた北海道のツーリングも泣く泣くリタイヤに…。
さて、上記のように、まっちいは今回欠席ですが、残ったメンバーは当初の集合時間の7時集合で、いつものコンビニ前に集合。
そのまま出発し、東関道~首都高~中央道と進みますが、7時発で首都高抜けようとすると地獄だよー。首都高抜けるときはやっぱり6時集合で行かないとだめだねー。
経験則的に、自然渋滞ばかりじゃなく、事故渋滞などもさりげなく 6時~7時の間あたりから発生する気がする……。まっちいの方から千葉にくる場合はそうでもないと思うけど、千葉から西東京へ向かう場合は、途中寝たとしても6時発ぐらいにしておいた方がいいと思った。
諏訪湖SAで。出だしが遅いせいかすでに渋滞のパンチを受けててややつかれぎみ。本来予定されていた鍾乳洞探検がないからのんびりしているつもりが時計の針はどんどん進みます。
伊那駅近くの北野精肉店料理部の店頭で。
昼飯は馬づくしで~、とか考えていたところ、時間も中途半端だし、松本ICへいかずに、伊那ICへ向かうことに。
でも渋滞の影響で、到着したのは午後2:30頃。 ジパングツーリングによると、北野精肉店料理部は営業時間外らしいのですが、せっかく近くまで来たんだし、とりあえず店の前でポーズ。
写真は撮ったものの、準備中とも出ていないので、ダメモトで店員さんに、
「あの、馬肉食べたいんですけど」
とい切り出すとお店のおばちゃんが、いきなりメニューの話をし始める。別に昼休みはないようだ(笑)。伊奈駅前に停めてあったバイクを取りに駅前まで引き返し、再び上がり込む。
広々とした部屋に通される。
おばちゃんと相談の結果、
さくぴ「オーダーは、馬なべ(特上)・馬刺し(特上)・馬ヒレステーキ・ライスとゆーまことに豪華なラインナップです」
ということに。かなり強烈な破壊力のお昼をいただきました。
私は馬刺の(並)があっさりしててよかったです。
夏はシーズンじゃないらしく、脂ののりがイマイチとのことですが、堪能しました。
ジパングツーリングの人が名刺をおいていったらしく、会計のとこの名刺を指さして、
「おにーさんたちもこの人の関係の人でしょ?」
うーん。記事書いた人と読者という関係をいちいち説明するのも面倒なので曖昧に返事していると、ツーリングサークルか何かのように思われてしまったかもしれず(苦笑)。
でも、雑誌に紹介されてからよくライダーが食べに来るようになったようですね。
さて、峠越えで乗鞍にアプローチしようと思っていましたが、案内板が全然なくてちっとも目的の峠道にたどり着けず、時間ばっかり経ってしまったのであきらめて、伊那ICから松本ICまで再び高速使用。
平湯温泉までのアプローチ。
もうこんな暗さ。結構気温も下がってきました。
そして、上記地図黄色地帯をまさに抜けようとしたそのとき!
櫻井君が立ちゴケ。本人曰く、サイドスタンドを出したつもりで降りてしまったとのこと。
そして側溝に落ちてバイクに足を挟まれてしまったようです。
ケガがなくて何よりでした。
今日の宿泊は「今田屋」さん。
今田屋 TEL (0578)9-2636 料金は\8000 (2食付き)
そこを朝早く出るので、朝ご飯はナシで、お弁当におにぎりを用意してもらうことに。
この桧風呂に惹かれて選択。黄色い線の峠道なんぞ通らず、有料道路のトンネル抜けてちょっと戻った方が断然早かった模様。まあ、上の地図は旅館でゲットしたものなので、ろくな案内なかったです。失敗失敗。
もう8時頃で、すぐご飯を食べて、ということなので、先にご飯に。
さくぴ「うおー、真っ黒」
中央道の排気ガスとかで顔は真っ黒に。
昼に比べて特にコメントすることのない夕食でしたが、ビールを飲んで風呂に。
ちょっと熱めですが、いい風呂でした。ツーリングに行くと温泉に入るっていうのはいいなあ、と思いますねえ。温泉ライダーの気があるのか!?
んで、部屋に戻ってビールをやりながら現地レポートを、と思いましたが、電波が入らず断念。
さて、翌日は5時起きして、6時出発です。
今田屋さんは、フロントにおにぎりの包みを用意してくれていて、旅の無事を祈るお手紙までつけて頂いてしまいました。特に返事を残せるような一筆箋ももっていなかったので、ありがたくいただくだけで出発。
乗鞍スカイラインに近づいていくと、電光掲示板で
「頂上駐車場渋滞3時間」
の表示が。
マジかよ!? まだ6:30だぜ!?
とか思っていたら、勉強不足でした。
乗鞍スカイラインは、車の人たちは、暗いうちに入って、ご来光を拝むんですね。
つーことで、この日であと96日です。
ねそ「そうそう。みんな行くように。ちなみに、車は駐車場の入るのに3時間まちです。
ねそ「これって、使い捨てカメラの写真? 使い捨てカメラって、ファインダーで見える絵よりかなり小さく写っちゃうよね。」
これは使い捨てっていうかAPSのカメラなので、L判よりファインダーが横長になってるんだよね。
フィルムには写ってるから、L判じゃないので焼き直せば…。
次回からはAPSじゃない使い捨てカメラにするようにしよっと。
乗鞍スカイラインの料金所を抜けて走り去るそね君のXJR。
ねそ「あまりに速すぎて写真が小さくなっている模様。ドップラー効果でかすかに暖色系に変色してるし(うそ) 」
なんのこっちゃ。
櫻井君のザンザス。乗鞍スカイラインはフリー走行で。
きりしまは道中写真とりながらのんびり上がります。
この高地で櫻井君のザンザスはひたすらかぶり気味で大変ゴキゲン斜め。SS900とXJR1300は全然平気。
いちおう、コレが一番記念写真っぽいかな。
雲海が全然写ってないんですけど…。ま、使い捨てカメラの描写力、ということで。
一気に高度が上がって、雲海の上を快適なツーリング。
ピリッとした冷たい空気もすがすがしいスカイラインです。
乗鞍スカイラインがライダーにとっての聖地の一つであるのがわかります。
ねそ「虫天国=乗鞍」
ここで雲海を眺めながら、旅館で用意してもらったおにぎりを食べました。そね君は朝はあんま食べないのですが、櫻井君ときりしまはきっちりいただきました(笑)。
さくぴ「たしかに虫が多かったですねえ。足の下に雲があるってのはなんとも不思議な感じでした。」
このあたりはアブみたいな感じの虫で、それが我が物顔で飛び交っているので、長居するのはちょっとためらわれたかも。
そうそう、ここ(乗鞍エコーライン)もまだ雲の上。これから一気に下界に駆け下りるツイスティーなワインディングがあるのでした。
乗鞍スカイラインに比べると道が狭く、ちょっと荒れていますが、つつがなく降りて、高速を一路戻ります。
習志野ICで。そね君が疲れた表情です。
そね「とりあえず、無事に帰ってきたぞー。
走行距離は750Km弱。
かなりヘビーに疲れた。
もう、お昼寝するのだー!」
給油したガス 6.98L+7.1L+13.5L+6.31L+9.6L=43.49L
雲の上のスカイラインは、2002年10月31日でマイカー営業終了。まっちいの巡礼は間に合うのか!?